マンガ×ビジネス

【漫画:ブルーピリオド】
正しい生き方を選ぶ優等生の
好きなことで生きていく覚悟

 

こんにちは!かほです!

現在11巻まで出ている
「ブルーピリオド」

最近読んだ漫画の中でも
過去一面白かったレベルで
私は好きな作品だったので、

今日は、ビジネスと絡めて
「好きなことで生きていく」
ってどんなことだろうね、

ということについて語っていきます。

 

 

ブルーピリオドは
絵描きを目指す男の子の漫画です。

主人公は元々なんでもそつなくこなす
ちょっとチャラめの高校生。

最初はお絵描きをナメてかかります。

 

そんな彼が創造の苦悩自分との葛藤
向き合わされる厳しい絵の世界で

「自分とは何者か」を模索します。

 

笑いも涙もそんな無いのに、
表情とか言葉選びがいちいち重くて、

痛いところをえぐってくるような
荒々しさと繊細さの表現が上手い。


感情の表現がね…

まじでええのよ…ッ涙

 

私はこういう漫画大好きですね〜。

受験マンガでもあるので、
高校生たちと先生との掛け合いも
かなり心に染みるものがありました。

まだ完結してないから続きが楽しみ。

 

色々取り上げたいシーンはあるけど
今回は特にここは良かったという部分を
抜粋してお届けしていきますね。↓

ブルーピリオドの主人公像

 

この作品の主人公について
ちょっと触れておくとこの先も
読みやすくなると思うので、

印象的なエピソードを1つ
はじめに軽めにご紹介しようと思います。

 

ご紹介したいのは、

主人公を美術部に引っ張った友人
美大二次試験前に電話をするシーンです。

美大受験を放棄した友人に対して
「何かしてほしいことないの?」
と主人公は友人に問いかけます。

 

じゃあ会いにきてよ 今すぐ

 

ん今から…ッ!?

 

しかし受験まであと数日。

「いっ…今からはムリだけど…」

主人公は申し訳なさそうに断ります。

『…だよねーっ!』

友人はそう明るく笑い、そして。

冷たく言い放ちます。

『でもそういうとこだよ。』

君は溺れてる人がいたら
救命道具は持ってきても
海に飛び込むことはしない。

裸で泣いてる人がいたら
服をかけて話を聞くことはあっても
自分も脱ぐことは絶対にない。

 

教えてやるよ。

 

冷静なんだ。君は。正しいよ。
正しいから優秀なのさ。

君はいつだって優秀だ。でもさ…

 

正しい場所からしか
話せないなら

アタシがお前に話すことは
何もないね…っ!!

 

カ〜〜〜ッ ぺッッ!!!!!
(※実際はツバ吐いてません。
私が勝手に友人の気持ちで付け加えてみました。)

 

…ツー…ツー…

そして、電話は切れてしまいました。

 

後日、別の友人にこの事を相談する主人公。

「俺は溺れてる人がいたら
救命道具は持ってきても
海に飛び込むことはしないって…」

すると、
『むっちゃわかるわあ…!』
と爆笑されてしまいます。

「いや、でも納得できないんだけど。
救命道具持ってくるほうが絶対いいでしょ」

そう言い返す主人公に対し
友人はこう答えます。

 

そりゃそうや。

でも…

溺れてるときの息苦しさとか
海の暗さは溺れた人同士でしか
共有できへんやん。

その人と話したかったら
矢虎も飛び込むしかないんやで。

 

自分も溺れる覚悟で

飛び込めないやつに

心を開くわけがない。

 

そう諭されます。

…で、この後主人公が
試験2日前に大暴走をかますのですが

そのシーンも凄く良いのでぜひそこは
原作を読んでほしい…!

 

このシーンは
ブルーピリオドの主人公の

弱さや正しさ、真面目さが
よく表現されてるシーンだったので
ご紹介させていただきました。

こんな主人公です。

 

この作品の主人公は
「かっけええええええ!」
みたいな主人公じゃないんだけど

ちゃんと1個1個のみ込んで
乗り越える姿に胸を打たれます。

ああ、人間だなあ…

って感じるんですよね。この主人公は。

 

個人的には結構考えさせられる
シーンだったのですが、

みなさんはどうだったでしょうか?

ブルーピリオドはこういうシーンが
沢山詰め込まれてるマンガです。
重たいでしょう〜。笑

 

では早速本編に入っていきますね。
今日お話ししたいのはこちら。↓

好きなことをやるっていつでも楽しいって意味じゃないよ。

 

主人公はこの作品を通して

「好きなこと」で生きていく

ことの難しさに直面していきます。

 

はじまりは美術室に飾ってあった
1枚の絵に心を奪われ、
絵の世界にのめり込んだことからでした。

美術の世界にいくか無難な道を進むか。

進路を迷う主人公は
美術部の先生に相談をします。

 

「俺…正直今揺らいでて…
でも確信が持てなくて…

美大って、俺、入れると思います…?」

そう自信なさそうに聴く主人公。
そんな彼に先生はこんな言葉をかけます。

わかりません!

でも好きなことをする努力家はね
最強なんですよ!

 

主人公はこの後、作中でも群を抜いて
「作業量」がえげつないキャラなのですが

それもこの時の先生の言葉が
ずっと根底に残り続けます。

 

俺はやっぱりただの人だ。
特別じゃない。天才にはなれない。
やった分しか上手くならない。

だったら、
天才と見分けがつかなくなるまで
やればいい。それだけだ。

 

「好きなことを追いかけて生きてみたい」
という自分の気持ちに気がついた主人公は
美大進学を目指し絵の特訓を始めます。

 

ただ、真面目な主人公は

「楽しまなきゃ」
「楽しまなきゃ」
「楽しまなきゃ…」

という風にどんどん
追いつめられていってしまいます。

 

絵を描くのが…怖いんだよ…!

 

楽しんで作って

それ否定されたら、

立てなくなりそうで

怖いんだよ…!

 

『お前に足りてないのは自分勝手力だよ』
そうアドバイスを受けた主人公ですが、

今まで他人に弱い部分を見せずに
皮を被って生きてきた主人公にとっては

『自分勝手に好きなようにやってみろ』
と言われてもピンときませんでした。

 

上手く描けたと思っても、
またすぐに大きな壁が現れる。

天才たちに打ちのめされて
自分の作品を否定されて

自信を粉々に打ち砕かれて、
それでも諦めきれない。

苦しい。つらい。

好きなことをやるって
いつでも楽しいって意味じゃないよ。

 

俺、ずっとバカにされそうで
怖かったんだ。

好きなのにその程度なのかって。

あーこわい…
作品つくるって。

何かを選ぶってすっごい孤独だ…

 

 

ただ、
強いと思っていた人の弱さに触れて
天才だと思っていた人の脆さに触れて

主人公は徐々に殻を破っていき、

「この絵は…率直に言えば
自分のために描いた絵です」

そういえる作品を作れるようになっていきます。

 

ああ なんだ。

自分にちゃんと向き合ってあげると
すごく褒められなくても
意外と清々しい気持ちになるんだ。

 

今までの自分は

褒められるためにやっていた

ということに気がついていく主人公。

 

こうしてまた
「好きなこと」で生きていく
ということに一歩、一歩と、近づいていく。

そんな成長の様子が描かれていきます。

好きなことで生きていく覚悟。

 

私がこの作品がいいなと思ったのが
起業家と芸術家は似てる部分があるから。

 

常に自分自身との対話なんですよね。

自分は何をしたいのか?
自分は何を届けたいのか?
自分にはどんな価値があるのか?

そんなことをずっと考えてるからこそ
共感できる部分がいっぱいありました。

 

めんどくさいなあ。
なんでこんなこと考えなきゃいけないの。
って思うこともあるんだけど、笑

やっていく中で自分でも知らなかった
自分自身と出逢えるのはやっぱ楽しい。

 

普通に社会で生活していたら、
周りのことを考えないといけないし

なんなら自分のことより他の人のことを
考えてる時間の方が長いんじゃないかと
思うくらいの人生だったんだけど。

 

起業してからは沢山自分自身と
遊んであげられるようになった。

今日は何がしたいの?
今なにに興味があるの?
どんな瞬間がしあわせ?

自分と対話するって
時間に余裕がないとできないし
思ってるより贅沢な時間なんだと思う。

 

ブルーピリオドで印象に残ってるセリフ。

どんなに技術があっても
情熱のないものは
人の心に響かないんですよ。

 

ここを見つけ出すのが
どれだけ難しくて、どれだけ楽しいことか。

自分がどこに情熱を注げるのか
っていう部分は永遠の課題だし

そんなの考える必要ないよって人も
いるかもしれないけど、

考えた方が人生は楽しくなるから
これからもずっと向き合いたい。

 

死ぬまでに情熱を注げるものに出逢えて
そしてそれに満足いくまで打ち込めるって

きっと自分が思ってる以上に
めちゃくちゃ幸せなことなんだと

人生をかけた挑戦をしていく中で
気がつけた大切な学びの1つでもあります。

 

今のところ私は本と漫画があれば
毎日超楽しく過ごせるし

それが仕事になって食っていけてるので
今の生活で十分幸せっちゃ幸せなんだけど

 

その上で、
自分が常にワクワクしていられるよう
自分自身を常にアップデートしつつ

自分の弱い部分も痛い部分もちゃんと見て
自分が自分の1番の理解者である努力を
怠らずに続けていきたいなと思う。

 

それが「好きなこと」で生きていく覚悟
なんじゃないかなと、

ブルーピリオドを読んでいて感じた部分でした。

 

↓いい作品なのでぜひ読んでみてください^^

 

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