今は朝の9時。私はカフェにいる。
私はいつも目覚ましをかけずに起きるだが
今日は8時ちょうどに目が覚めた。
カーテンを開けたら
秋晴れが気持ちの良い日だったので
散歩がてら外に出ることにした。
良い感じのカフェを見つけて
ピーナッツサンドを頼んだ。
さて、書いていこう。
2年前の自分の音声が出てきた。
私は定期的に未来の自分に向けて
今の自分の状況や考えを録音して
記録しておくことがあります。
昨晩、夜の街を2時間ほど散歩しながら
ビジネスをはじめて2週間目の
自分の音声の録音を聴いていました。
イヤホンをつける。
音声が流れ出す。
私はあっという間に
2年前、2020年の9月の世界に
タイムスリップしていきました。
大学3年生、周りは就活中。
借金は100万以上。
親との仲は最悪。
誰についていけばいいのか分からない。
そもそも起業なんてワケが分からない。
誰にも頼れない。
誰も助けてくれない。
誰も応援してくれない。
何をしていいのかも分からない。
成功する保証なんかどこにもない。
そんな状況の中、
学生ローンで借金して
クレジットカードでも借金をして
起業の勉強をしていました。
ヤバイヤバイヤバイ。
やっちまったやっちまった。
もう引き返せない。
はじめての借金は思った以上に
カンタンでした。
だからこそ怖くてたまらなかった。
(この1年後には会社設立して
初年度から300万の融資を受け
4000万以上の利益を生み出す事になるから
ほんと人生何があるかわかりませんね)
起業を選ぶか。
就職(公務員予備校)を選ぶか。
今の自分の選択で
この先の人生が大きく変わる。
毎日毎日ずっと
1人で頭を抱えていました。
録音の中では自分の状況が
淡々と語られていました。
ああ、なつかしいなあ
そんなこともあったなあ
と当時の自分を振り返るたび
初心を思い出していました。
ただ、意外にも
聞こえてくる声はどこか
自信にあふれていました。
自分は誰よりも勉強している。
この2週間で見違える成長をした。
ビジネスモデルも理解した。
負けるわけがない。
こんなにやってて負けるわけがない。
そんなことが語られていました。
そうなんです。
当時の私はほんとに
1日中ずーーーーーーと
音声を聴いていました。
毎日音声を聴きながら
寝落ちしていました。
耳があいていれば
すぐにイヤホンをつっこむ。
移動時間、運転中はもちろん。
ご飯のときも。お風呂のときも。
トイレに行くときでさえも。
1分単位で凄いスピードで
女子大生の思考から起業家の思考に
脳みそが塗り替わっていっていました。
30万、50万単位のお金を動かすこと。
そんなの普通のことではありません。
お金も時間も全てかけていい。
本気でそう思っていました。
これは私の人生全てをかけた戦いだ。
誰よりも努力してる自信があったし
熱量も誰にも負けてない
そんな自信がありました。
私なら成功できる。
私なら絶対に人生を変えられる。
できる。できる。できる。
楽しそうに自分の変化を語り
最近学んだことを話す21歳の私。
絶対にいける。絶対にいける!
なんの根拠もないのに、
力強く自信満々に話す自分に
思わずちょっぴり笑ってしまった
そのとき。
ピタッと、声が止まり…
小さな、小さな声で、
成功できるかなあ…
泣きそうな声が空気に震え
こぼれて消えていきました。
今回の音声で、
はじめて見せた弱さでした。
勇気は一瞬。後悔は一生。
誰よりもお金と時間を
ビジネスに注ぎ込み
頑張っている自信はありました。
それゆえに周りと衝突していました。
最初に話しましたが
私の周りに起業を応援する人は
1人もいなかったのです。
周りから見たら、
2週間前と何も変わらない
ただの女子大生のかほ。
外見も、収入も、関わる人も変わらない。
いつもと同じかほなのです。
自分だけが自分の変化を知っている。
2週間前とはまるで別人なのに
現状は何も変わっていない。
なんなんだこのギャップは。
気持ちだけが先走っていく感覚。
焦る気持ち。
ふと気を抜くとあっという間に
へし折られる自信。
お前にはムリだ。
お前にできるはずがない。
本当に大丈夫なの?
離れていく大切だった人。
悲しませてしまった大切だった人。
変わっていく景色。
こんな思いをするならいっそ
知らなければ、なんて
そんなふうに思っては
引き返そうとしていた。
今ならまだ間に合う。
公務員予備校で勉強して
親を安心させられる職について
地元で安定した暮らしをするんだ。
起業なんていつでもできるじゃん。
就職してからでも遅くないじゃん。
何歳からだって挑戦できるんだからさ。
ねぇ……
そんなことで頭がぐちゃぐちゃになる。
葛藤で頭はぐるぐるだ。
辞めてしまおうか、
まだ傷が浅いうちに。
まだ引き返せるうちに。
そんな葛藤を抱えていた。
「逃げんな」
自分の胸ぐらを掴んで引き戻す。
逃げんな。
今は、逃げるときじゃないだろう。
震える手で、涙目になりながら
必死で訴えかけてくる。
そんな自分がいるもんだから。
わかってるよ
そんな怖い顔すんなよ
そう笑ってパソコンに向かう日々だった。
当時の自分の声を聴き、
一瞬にしてブワッと蘇ってくる
当時の記憶。
絶対、成功できる。
絶対、人生は変わる。
働いて一生を終えるなんて嫌だ。
今頑張らなくていつ頑張るんだ。
今頑張れないやつがこの先の人生
頑張れるとは思えない。
そんな強い気持ちも本物。
暗闇の中を手探りで進む不安も本物。
そんなとき自分の根底には
いつも「ある考え」がありました。
その考えがあったからこそ
乗り越えられてきたんだなと思うんです。
そのお話を今からしますね。
あるケンタウロスの話
ここで1つ。
ここまで読んでくださった方に
あるケンタウロスのお話をします。
ケンタウロスのケンタは
半分人間で半分馬の体を持っていた。
高原の原っぱで散歩をしていたら
お腹が空いてきた。
ケンタは考えた。
飲食店で食べるべきか?
それとも牧草を食べるべきか?
決められなかったので食べなかった。
夜になってケンタは眠くなり考えた。
どこに泊まるべきか?
ホテルか?
それとも馬小屋か?
決められなかったので眠らなかった。
食べず眠らずだったので
ケンタは病気になった。
そして考えた。
誰を呼ぶべきか?
医者か?
それとも獣医か?
決められなかったので
誰も呼ぶことができなかった。
そしてケンタは息絶えた。
ケンタはどんな信じ込みを
持っていたのでしょう?
ケンタの持っていた信じ込み
ケンタの持っていた信じ込み。
それは、
正解を選ばないといけない
間違った選択をしてはいけない
といった信じ込みです。
こういった信じ込みをしている人は
なかなか決めることができません。
ただ、どんな選択をしてもいい。
間違った選択はありません。
何を選んでもそれを選んだ
正解を自分でつくっていけばいい。
自分で正解にしてしまえばいい。
それが今回伝えたかったことです。
あの音声には続きがあった。
実は、最初に話した話には
続きがあります。
成功できるかなあ…
そう弱々しい震えた声が聞こえた後、
そんな自分の声をかき消すように
すぐに自分の声が
実は聞こえてきていたんです。
成功できる、できない
…じゃないわ
成功”させる”
絶対に成功させてみせるよ
2年前のこの言葉を聞いて
「ああ、これブログにしよう」
と思ったのです。
ふかくにも
この自分の言葉を聴いて
散歩の足を止めてしまった。
綺麗にライトアップされた
少し騒がしい街を散歩しながら、
この音声を聴いて泣きそうになった。
思わず立ち止まって
天をあおいでしまった。
急に。笑
23の女が。
忘れてたなあと思って。
大事なことを思い出した気がしたんです。
成功できる、できないじゃないよ。
成功させるんだよ。
自分で選び取った道を
正解にしていくんだよ。
当時の私みたいに1人ぼっちで
頑張っている人がこの記事を見つけて
少しでもまた頑張る活力になれば。
なにより幸せです。
さて。午後は何をしようかな。
今日も素敵な1日をお過ごしくださいね。
ここまで読んでくださり
ありがとうございました。
ではでは。
秋晴れが気持ちの良い日の小さなカフェより
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実績一覧
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